ダウトオール首相退任、今後のトルコ経済はどうなる?

トルコ経済ニュース

2016年5月5日、首都アンカラの党本部で行われた会見にて、トルコの首相であるダウトオール氏が退任する意向を示しました

首相退任の噂が上がった時点で、政治不安からトルコリラが一時大幅に下落しています。
詳細はこちらの記事を参照ください。
トルコリラ大幅下落 2016/5/5

ダウトオール首相の経歴

ダウトオール氏は、学者出身の政治家です。

政治家になる前の職業は大学の教授・准教授でした。

現トルコ大統領であるエルドアン氏が首相の時代から外交顧問を務め、氏が大統領に着任する際に指名があり、ダウトオール氏は首相となりました。

退任意向を表明した経緯

2015年秋頃から議院内閣制から大統領制への変更を巡って、大統領と首相は対立していました。

大統領派からは強い退任の圧力があったとの話もあり、5月5日未明エルドアン大統領とダウトオール首相でに1時間を超える対談の結果、退任する意思を示しました。

今後のトルコ政治

ダウトオール氏が党首を務める公正発展党(AKP)は、5月22日に臨時党大会を開き、後任の首党を決めるとの事です。

トルコ憲法では、大統領は国家元首として政治的に中立と定められていますが、エルドアン大統領は身近な国会議員を中心に、実質的に政治の権力を握ってきました。

次期首相もエルドアン氏の側近から選ばれるのではないか?との見方もあり、独裁政治となる不安感が漂っています。

これがトルコ経済に悪影響かはまだ分かりませんが、最近ではGDPを始め経済成長が著しい状況ですので、経済への方向性を転換する事があれば流れを断ち切る要因にもなり兼ねません。

ですが、個人的に独裁政治を懸念している国民を納得させる事ができるか疑問です。

大統領制へ移行する議案は今後も出てくると思われますが、国民の票ナシで決議する事にもなると、国際情勢が悪化している中で国内への混乱を招くでしょう。

私としては、このような最悪なケースが無い限りは、トルコリラが更に大幅下落する可能性は低いと見ています。

まずは次期首党がどうなるか、ですね。

情報が入り次第、ニュース追加します。

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