元ミス・トルコが大統領批判で有罪判決

トルコ経済ニュース

最近のトルコ政府は大統領制へ近づいています。
政府だけでなく、民衆への対応も少し独裁国家のような動きが見えるのは私だけではない筈です。

ニュース記事

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トルコ・イスタンブールの裁判所は5月31日、元ミス・トルコのモデル、メルベ・ビュユクサラチさん(27)に対し、禁錮1年2カ月17日、執行猶予5年の判決を言い渡した。2014年に当時首相だったエルドアン大統領を批判する詩をソーシャルメディア上で共有したことが、「公務員をその業務を理由に公の場で侮辱した罪」にあたると判断した。

トルコでは、エルドアン氏に批判的な学者やジャーナリストの摘発が相次ぐ。今回の判決で、言論の自由に対する侵害として、国内外の人権団体からの批判がさらに強まりそうだ。

ビュユクサラチさんは06年のミス・トルコ。14年、エルドアン氏を批判する詩を写真共有サービス「インスタグラム」で共有した。詩は、トルコ国歌をもじって、エルドアン氏の強権ぶりや、トルコの一部メディアで報じられた同氏の金銭に絡む疑惑などを揶揄(やゆ)する内容だった。

地元メディアによると、公判でビュユクサラチさんは「詩はソーシャルメディアで96万回シェアされており、私もシェアした。侮辱する気はなかった」などと説明。無罪を主張した。

これに対し検察側は、詩は「エルドアン氏を公に侮辱し、批判の枠を超えた。表現の自由の範囲を逸脱している」と主張していた。(イスタンブール=春日芳晃)

出典:朝日新聞DIGITAL

どのレベルの批判的な内容だったのか定かではありませんが、公然に共有した事が問題で有罪となりました。
もし凄い罵倒してたとしたら、見かけによらず気が強い女性なんですね。

それはさておき、このニュースで大事なのはエルドアン大統領の方向性に反対する人間が多数いる事です。

写真の女性以外にも学者やジャーナリストも摘発されている事、批判の詩がSNSで96万回シェアされている事。(彼女が有名なのも回数が多い理由だと思いますが)

ダウトオール首相退任の件も、エルドアン大統領の側近を首相にしたかったのではと思ってしまうのが普通の心理だと思います。

せっかく人口ボーナス期※でもあり経済成長を遂げるチャンスなので、あまり余計な問題にならないと良いですが、今の大統領支持率は低そうですね。

※平均年齢が若いトルコは、働き盛りな世代の人口比率が非常に高く、2040年頃まではGDPなど経済面で期待されています。

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