今週のトルコリラまとめ 2016/5/28〜6/3

トルコ国旗2

トルコリラ関連で今週起こった出来事を振り返っていきましょう。
ニュースのボリュームが多いので、今回は読みきるのに5分ほどかかります。

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トルコリラ円のレート

始値:37.18円
高値:37.76円
安値:36.54円 ←注目レート
終値:36.67円

先週のトルコ中銀政策金利発表から上昇傾向であったトルコリラ円、一時は37円後半までレートを戻しました。

しかし、下述する米雇用統計や日本の増税再延期の影響もあり、金曜日に36円台まで下落して週を終えています。
トルコ要因でなく、日本円高によるものです。

トルコ指標発表

発表内容 予想 結果 前回
貿易収支 -42億ドル -42.1億ドル -49.8億ドル
5月消費者物価指数(前月比) 0.70% 0.58% 0.78%
5月消費者物価指数(前年比) 6.70% 6.58% 6.57%
5月消費者物価指数コア(前年比) 9.10% 8.77% 9.41%
5月生産者物価指数(前月比) 0.79% 1.48% 0.52%
5月生産者物価指数(前年比) 2.57% 3.25% 2.87%

今週のトルコ指標は、為替レートに影響する内容ではありませんでした。

貿易収支:相変わらず輸入額が大きいため、貿易収支はマイナス。しかし前回よりも若干縮小し予想通りの結果となりました。

物価指数:一定数の家計調査によって決められるのですが、消費者と生産者で少しギャップがあるように伺えますね。どちら目線でも物価は上昇してるのは変わりませんが、年単位で見ると消費者側に物価上昇のイメージが強いようです。

ニュース

トルコ以外に為替市場へ影響を及ぼしたニュースが多かったので、それらも取り上げます。

雇用統計の発表(アメリカ)

6/3に発表されたアメリカの雇用統計ですが、非農業部門雇用者数にネガティブサプライズがあり、各国の相場は大荒れとなりました。

閉場までの値動きはドル安・ユーロや円高の動きが続きました。

米雇用統計発表後のトルコリラ 2016/6/3

消費税増税が再延期(日本)

6/1 安倍首相より、2017年4月を予定していた消費税10%への引き上げが2019年10月まで延期とする旨が発表されました。

理由をまとめると、「世界経済の不透明感な為、内需低下の要因はリスクになるので回避すべき」との事です。

今回の延期で「アベノミクス失敗か」といった声もあり、賛否が分かれているところです。

このニュースにより円が買われ111円台から108円台へ、前途の米雇用統計でも円買いドル売りで、最終的には106円台まで下落しました。

いやはや大荒れですね、円高基調はしばらく続く予感がしています。

ケニアとの貿易額増大を目指す(トルコ)

エルドアン大統領は今週から東アフリカ訪問中であり、ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領と合同で記者会見を行いました。

その中の会話で、エルドアン大統領より

「両国の貿易額は1億4400万ドル(約156億円)で、この数字は極めて小さい額である。目標を定めようじゃないか、できるだけ早くにこの貿易額を10億ドル(約1087億円)に到達させよう。」

と、貿易効率化へ進行する方針が見える発言がありました。

アルメニア人虐殺を認定(トルコ、ドイツ)

ドイツ連邦議会では、1915年に起こったアルメニア人虐殺を認定しました。

しかしトルコは猛反発、首相や外交官などの政治家から「この認定はトルコでは無効」「この決議を最も強く非難する」と発言しました。

この事件は第一次世界大戦の時にロシアと対立したトルコが、ロシア側についたアルメニア人100万人以上を虐殺したとされているものです。

トルコは「ロシアの侵攻によって戦場と化したトルコ東部で、およそ30万人のアルメニア人と、少なくとも同数のトルコ人が戦死した。虐殺というものではない」とこれを反論しています。

先日はオバマ大統領の広島訪問もありましたが、1900年代前半にあった「世界歴史の過ち」がどこの国でも話題となっていますね。

放っておけない話である事はもちろんですが、シリアやロシアとの問題も解決していない今、これ以上に国際情勢を悪化させる事を回避すべきではないと思っています。

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